こんばんは。啓典です。

ドル円の勢いは衰え知らずで、気づけば113円台に乗せてますね。
ここまで調整らしい調整が入っていませんが、大丈夫でしょうか。

さて、表記の件についてです。
トラリピやループイフダン、iサイクルなどの
グリッドトレード手法の自動売買が人気ですが、
MT4のEA（自動売買システム）なら容易に実現できます。

私も出品している販売サイトfx-onで
グリッドトレードの変化形ともいえるEAが
格安で出品されているのを目にしました。

その名は「レンジオーダー」です。
もっと名前を真剣に考えようよ！ともいえるような名称ですがｗ
レンジオーダーの特徴を「主観」に基づいて紹介したいと思います。

（出品当時は別の名前だったような気がします・・・）

レンジオーダーとは

値幅のレンジを指定して、その間の値動きに対して
「買い下がり」「売り上がり」を繰り返す戦略を取る自動売買システムです。

いわゆるグリッドトレードの概念を根底にもったEAです。
つまりトラリピやループイフダンの仲間ということです。

※もしレンジオーダーが単なるトラリピの模倣なら、
いつぞやfx-onからトラリピEAが抹消されたような運命を辿ると思いますが、
各社の保有する特許には触れていないと判断しています。

ポジション間隔が等幅ではない

ポジション間隔が等幅ではないというものがあります。

レンジ上限のポジション間隔とレンジ下限のポジション間隔をそれぞれ別に指定でき、
中間レンジのポジション間隔は自動で計算されるとのことです。

買いでいうと高値掴まりの恐れがある上限ではリスクを抑え、
レンジ下限では間隔を密にすることでハイリターンを狙えるということです。

当サイトの千刻は自動計算の概念は敢えてつけませんでしたが、
この考えは私も同調し、推奨できる特徴の1つかと思います。

注文ロット数が変化する

「買いトレード」のケースで表現すると、
レンジ下限のロット数を上限の何倍にするといった設定が出来るようです。

先のポジション間隔を等間隔にしないのと同じ理由です。
よりリスクの低く決済しやすいポジション比重を高めるための戦略です。

この考えも私は同調していますし、優位性のあるものだと思います。

千刻・略式ではポジションの単純加算機能、
千刻の損切り建て直し時のロット積み増し機能などは
同じような考えが根底にあります。

一斉にトラップを張らず1つずつ注文する

開発者本位ではなく実運用者の立場で設計されていると感じました。
あまり重要でないように見えますが、結構重要だったりします。

一斉にトラップを張らないことによって、
窓が空いたときに不利なポジションを1ポジションに抑える効果があります。
つまり利益と反対側に大きな窓が空いた時に含み損抑制につながるのです。

この考え方は千刻の前身EAで実現していましたが、利益と逆側への窓空き対策としてかなり優位です。
私自身も経験済ですので、この特徴もオススメできる理由の1つです。

レバレッジを指定によってロットを自動計算する

レバレッジを設定することで、口座残高に応じたロット数が自動で計算されるようです。
すべてのポジションが約定した場合のレバレッジが予測でき、
リスクをコントロール下におけるということです。

また、口座残高が増えるとロットも調整されるので自動複利のような面も併せ持つのでしょう。

総評

他開発者様のEAを評するなんて恐れ多いですが、
これだけの機能があるグリッドトレード変化形EAで、
お値段が2,000円というのは破格と言えるレベルだと思います。

トラリピやループイフダン運用者で４MT4へ移行したい・・・
と思われている方がいるなら、このレンジオーダーは買いだと思います。

もし興味があれば以下にリンクを貼り付けますのでご覧になってはいかがでしょうか。

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