国境税の影響は不透明、メキシコペソのターンか

こんにちは。啓典です。

月曜日から感染症（ノロ）に掛り、大変でした。
なんとか今は症状が収まりつつありますが、
なぜか激しい頭痛だけ断続しています。

これまで溜まっていたお問い合わせなどは
調子のいい時に順次返答していきますのでお待ちください。

さて、注目のFOMCとイエレン議長の議会証言を通過しました。

私はUSDMXNをショートしているため、
今回のイベントはUSDJPYがどう動くかより、
USDMXNがどう動くかに興味がありました。

トランプ大統領の壁発言によって、
売り込まれたメキシコペソは
その後はずいぶんと戻す流れになっていました。

今回のイベントでその流れが変わらないか否か・・・
というのが注意の観点です。

もし利上げしてもUSDMXNが下落を続けるなら
中期的に下落トレンドとみていいのではないか？
という安易な憶測です。

そんなUSDMXNのチャートはこちらです。

壁発言付近をトップとしレートは22.0付近へ。
その後は下落を続けていました。

今回のイベントでUSDMXNが反発しないか多少ビクビクしていましたが、

なんとイエレン議長が、
「国境税がドルに及ぼす影響は非常に不透明」
なんて発言をするもんだから

USDMXNはさらに下落を加速させて現在は19.0を目指す展開に。

あまり取引している方はいないかと思いますが、
メキシコペソは高金利通貨で
トルコリラの約８％、南アフリカランドの約７％に次いで
メキシコペソは約６％です。

もし中期的に下落トレンド突入なら、
相手のUSDが金利を上げてきても高スワップが貰えるだけでなく、
差益もブクブク膨れ上がるおいしい展開になるのではないでしょうか。

そんなことを夢見て、とりあえず流れが変わるまで放置してみます。

※MT4でMXNJPYの取扱いをしていればMXNJPYに乗り換えたい気持ちもあるのですが。