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ループイフダンやめた

こんにちは。啓典です。

先日の記事で言及しましたがループイフダンを止めました。

ループイフダンは読者様の疑問の声「千刻とどちらが稼げますか?」
を実績データで示すために開始した訳ですがその疑問は解決したようです。

また、私自身も
・リスクリターンの割が合わない運用を長期に続けたくない
・他の検証を始めるにあたり資金を回したい
という理由によって終了しました。

それとともに以下で記事掲載していた検証の多くを終了しています。
グリッドトレードシステムズ フォワード検証記事

検証期間が十分な長さではないことを分かっていますが、
ドル円の下落期間と上昇期間の両方のサンプリングは出来たため、
終了するいこととし、検証結果をこちらにも掲載してみます。

ループイフダンと同等リスクの運用比較

まずは期間累計での獲得利益のグラフです。

(※4/28~7/8 1000通貨運用 利益は円換算に揃えてます)

赤色:XMで千刻をB15_50相当に1Pipsトレールで稼働 + TariTaliのキャッシュバック
青色:FXTFで千刻・略式をB15_15相当で稼働
緑色:XMで千刻・略式をB15_15相当で稼働 + TariTaliのキャッシュバック
黒線:ループイフダン B15_15

リスクは全て同じに揃えるために注文間隔は15Pips固定にしています。

ループイフダンと千刻・略式の同等運用比較

分かり易いように両者のみのグラフにしました。

ループイフダンの運用に千刻側が寄せた形です。

予め断っておくと、千刻側をループイフダンに揃える必要性は全くないのですが、
同じ運用に揃えたとしても優位性がある事を実証するために行った検証です。

千刻・略式にはVer1.4でグリッドトレードとしては
微量ながら理想的なバージョンアップがなされています。

途中の含み損を抱えるシーンでは含み損は千刻・略式の方が少なかったですし、
肝心の利益も多く出た実績を示せたため開発者としては安心しました。
利益差は約4,500円です。

目的を果たしたため、ループイフダンとの比較検証は完了です。

リスクは変えずにリターンを少し最適化

次の比較はこちらです。

ループイフダンと千刻との比較です。
分かり易いようにグラフを2本にしました。

当サイトでも前ブログでも何度か発信しているように、
ループイフダン B15_15というのはリスクリターンに劣った運用です。
つまり、リスクを取っている割に利益が少なくなる運用ということです。

利益が少なくなる理由は利幅が狭すぎるからなのですが、
それを解決するためには利幅を広げればいいのです。

ループイフダンでは出来ない運用ですが、EAなら簡単です。
注文間隔はそのままに利幅だけを広げる・・・
ということを行ったものとの比較のグラフがこちらです。
(それに加え、千刻のトレール決済も適用しています)

もちろん途中で抱える含み損は両者同等です。
利益面だけに差が出て、その差 8,000円ほどに至りました。

同じリスクを負っておきながら、
稼働50日で8,000円も稼ぎ損ねる・・・
ちょっともったいない額です。

チャートと利益の重ね方を見てみる


A期間:
運用開始時に売買方向一致で動き利幅が広い方が稼げていた時期です。
もちろんB15_15も決済回数が多く稼げている感はするので満足度はあるでしょう。
しかしながら、利幅が広いほうが稼げるのは事実です。

B期間:
下落調整に入った際、利幅50Pipsは殆ど沈黙状態です。
一方、B15_15は少しの反発でも利確してくれることもあり、
このような中でも利益は積み重ねてくれます。

C期間:
本検証の中では比較的長い下落基調のレンジ期間です。
こういう相場にあたっても利幅の大きい設定は沈黙気味で
どうしても利幅を狭くしたくなる心理が働きます。
一方、B15_15は順調に利を乗せていきます。

ですが、体感ほど利益に差が出ないようです。

D期間:
このような相場にあたると利幅の大きいほうが利益が多くなります。
一方のB15_15も利確数は多く稼げて満足感のある時間帯です。
しかしながら一方向に動くと同一価格でのリピートは少なくなり、
利幅を大きくした方が結果的に優勢になります。


利幅を大きくした方が利益が多くなると言えど、
B,C期間のように全く沈黙してしまう期間にぶち当たります。

こういうときに頭では分かっていても、
目先の利益を求めて利幅を狭くしてしまう心理が働いてしまうものです。

今回のC期間では利幅50では沈黙気味ではあるものの、
そこまで大きな差は発生しないため気にし過ぎないのも手かもしれません。
焦れて狭くした途端にD期間のような相場に入ったりするとサイアクですから。

どうしても沈黙期間が許せないのであれば運用を半分に分けて
狭いボラティリティでも利益を刈り取る設定と、
大きく動いたときに大きく獲る設定のダブル運用にするか・・・
このあたりは戦略次第ですね。

相場感の優れた方は動くと予想したら利幅を広く設定するのも手ですが、
まぁそんなことが上手く出来るならグリッドトレードのお世話になる方ではないでしょうw

さいごに

千刻運用者の皆様においては本記事を参考にしていただければと思います。
狭すぎる利幅は損しているかもしれない・・・
グリッドトレーダーとしては確実に抑えておくべき内容です。

ループイフダン運用者の方にももう一度お伝えします。
ループイフダン USDJPY B15_15はもっともリスクリターンが悪いです。
もし利益を追求するならB50_50 でロットを3倍にするというのを
本格的に検討したほうがいいかもしれません。

参考

以下に紹介するのは他者様のサイトですが非常に有益な情報を発信されています。
検証期間も私より全然長くされています。
ループイフダン運用者の方はぜひ目を通してみてください。

全てのループイフダンを完全比較(WEBサイト:TRADE12)

TRADE12の運営者秋川様
記事紹介の快諾ありがとうございます。
当サイトのデータだけですと集計期間が短く信憑性に欠く面がありました。
貴サイトでは他通貨ペアもそうですし、期間も長く捉えていらっしゃったため運用者の方にとって価値あるデータかと思います。

引き続き貴サイトの検証も注目して参ります。

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