千刻 サイバー攻撃への耐性について

こんばんは。啓典です。
最近、fxon，マネースクウェア社では情報流出しました。
FXTF社においてはサイバー攻撃により、
一部サービスダウンという事象が発生しました。

立て続けにこういったことが起きていますので
私の提供する千刻などのEAについてサイバー攻撃への耐性についてご説明いたします。

千刻EAの仕様について

千刻などのEAは口座フリーで使用可能ではありますが、
不正コピー、不正利用を抑止するためにサーバーと通信し、
認証することで正規ユーザーであることを確認しています。

この認証のタイミングは、EAの初期処理時に行われています。
簡単に表現すると
・MT4再起動したとき
・チャートにEAをセットしたとき
・EAをセットしたチャートの時間足を変更したとき
に初期処理が行われ、サーバーと通信し認証します。

EAの認証サーバーがダウンしたらどうなるか？

仮に認証サーバーが何らかの理由によりダウンしたとします。
気になるのは、その際どうなってしまうか・・・かと思います。

結論から申し上げると、
・すでに認証成功し、自動売買が開始されている場合は利用継続可能です。
・新たにEAをセットするなど初期処理が行われる操作を行ったときのみ認証が通らなくなりますが一定時間は利用可能です。

以前のバージョンアップでEAの可用性（稼働率）を上げるための対応を行いました。
現在の最新バージョンにおいては、認証が通らない場合はリトライを継続します。
つまり認証サーバーがダウンしたとしても一定期間は使える状態を維持します。

一定期間ですが具体的には48時間としています。

認証サーバーが48時間以上ダウンした場合の対処は？

では、48時間内に認証サーバーが復旧しなかった場合ですが、
完全にEAが使えなくなる訳ではありません。

MT4を完全に放置したままで対応できませんが、
・MT4再起動する
・チャートにEAをセットしなおす
・EAをセットしたチャートの時間足を変更する
などのオペレーションを行うことで再度48時間の利用延命が可能になります。

総括

仮に千刻などのEAの認証サーバーがダウンした場合、
・チャート上に認証成功が表示されている場合は気にせず利用継続可能です。
・チャート上に認証リクエストエラーが表示された場合でも48時間内であれば利用可能です。

48時間内に認証サーバーが復旧されるならば
・MT4を完全放置で認証成功となり利用継続可能です。

48時間内に認証サーバーが復旧されない場合、
・EAの自動売買が停止しますが、EAの初期処理で再度48時間延命できます。

物騒な事象が続いていますが、認証サーバーのダウンは想定してシステムを組み上げています。
実運用上でほぼ支障のないレベルかと思います。ご利用の皆様方においては少しでも安心いただければと思います。