確定申告-税額控除がえげつない

こんにちは。啓典です。
本日は2017年分の確定申告期間の最終日です。
私は先日提出を済ませました。

2016年は仕事が忙しすぎて節税が不十分だった反省を踏まえ、
2017年は11月くらいから戦略的に節税を行いました。
・キャッシュアウトのない経費計上
・キャッシュアウトする経費計上
・利益調整
・制度を活用した節税
考えうる限り節税出来たと思っているため2017年の申告はやり切った感があります。

今回の確定申告で感じたのは、税額控除の尋常ではない効果の大きさです。
控除をざっくり大きく分けると、所得控除と税額控除があります。

どちらも納税者としては大変ありがたい制度ではあります。
今回節税のために色々手を尽くしましたが、数万円の納税が必要になるところ、
税額控除という非常に大きな効果のある減税により還付となりました。

税額控除とわざと難しく表現しましたが、具体的には住宅ローン控除です。
ざっくり表現すると、年度末のローン残高の１％を10年の間は「税」から控除するというものです。

この税から控除する・・・というのが非常に大きいのです。
過去に記事を上げましたが昨年の3月に家を建て替えたので住宅ローンを組みました。
私の場合は税控除は約32万円でした。

税率20%を前提とすると、32万円の節税効果を得るのであれば160万円の所得控除の必要があります。
1年間の地道な経費計上と年末の集中対策という手間も何も掛けることなく、
それを凌駕する住宅ローンの節税効果は、予め分かっていたとは言え「えげつないほどの大きさ」に感じました。

とはいえ、お金を借りている以上、利息支払があるためそれを勘案する必要があります。
以前の記事にも上げましたが、ローン金利1.0％を明確に切ると逆ザヤ状態となり、住宅ローンを組むことで稼げる状態になります。
私もそれを期待してフルローンを組んだ訳ですが、

2017年に支払った利息は年の途中であったため少な目で約12万3千円程度。
当然　還付税　＞　支払利息 という算式が成立し、約20万円 稼いでる状態となりました。
2018年分も試算しましたが、ローン支払が通年あったとしても16万円ほどお得になります。

最近は増税ばかりされるイメージされますが、節税は自分のお金を守る行為です。
自分で稼いだお金はしっかりと節税で守りたいですね。