トラリピやループイフダンのような同一ロットで等間隔にポジションを取るような
単純なグリッドトレードの場合、リスクは含み損と言って差し支えないです。
そして旧ブログでも散々記事にしてきましたが、
含み損は逆行したPipsだけ指数関数的に肥大化します。
以下がその記事です。
トラリピ,ループイフダンの含み損の増え方(別窓で開きます)
詳しい計算式は省きますが、
含み損の計算は逆行Pipsを2乗して注文間隔で割ってロットを掛けて・・・
ということを行うため、注文間隔を半分にしてロットを倍にすると含み損は同程度になります。
つまりロットを倍にするのと注文間隔を半分にするというのは同じリスクを取ると言い換えられます。
そうすると、
・ロットを倍にして注文間隔を倍にする
・ロットを半分にして注文間隔を半分にする
どちらの方が方が稼げるのか・・・・という関心が出てきます。
では以下の設定で1番稼げる設定はどれでしょうか。
- (1)1000通貨 5銭間隔 30銭利確
- (2)2000通貨 10銭間隔 30銭利確
- (3)3000通貨 15銭間隔 30銭利確
- (4)4000通貨 20銭間隔 30銭利確
- (5)5000通貨 25銭間隔 30銭利確
答えは想像に難しくありません。
相場の取りこぼしがない(1)が1番稼げそうです。
ということで、2015年のドル円相場でストラテジーテストを使って検証しました(検証EAは千刻・略式)。
スプレッドはアイオネット証券社のループイフダン、XMやGemForex想定の2銭としています。
一番結果に顕著な差が出る(1)と(5)だけを表にしたものが以下です。
1000通貨 5銭間隔 | 5000通貨 25銭間隔 | 差 | |
---|---|---|---|
総利益 | 8368.19 USD | 7979.15 USD | 389.04 USD |
絶対ドローダウン | 2903.44 USD | 3341.34 USD | ▲437.9 USD |
最大ドローダウン | 7906.06 USD(52.70%) | 8073.75 USD (54.80%) | ▲167.69 USD (▲2.1%) |
総取引数 | 3212 回 | 645 回 | 2567 回 |
いかがでしょうか。同程度のリスクを取るなら
ロットを上げるより注文間隔を狭くした方が優位であることが分かります。
最近、書籍の影響なのか「くるくるワイド」手法が目立ちますが、
トラップ幅を狭くしてこういった優位点も活用している訳ですね。
そして「利確回数が多い」というのは、精神衛生上好ましいという付帯効果もあったりします。
私は最少取引単位1000通貨の口座で行っているためロットを下げる事ができませんが
仮に100通貨単位などで実施可能になれば200通貨 1銭間隔なんていうのも面白いのかもしれません。
※ポジション保有数が多くなりすぎるために注意が必要です
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