グリッドトレード.com

千刻はループイフダンの完全上位互換か

こんばんは。啓典です。

FXTF社の口座開設キャンペーンのおかげなのか、
ループイフダンやトラリピを引き合いにしたような
問い合わせを頂くことが最近増えました。

トラリピもループイフダンもiサイクル注文も
テクニカルレスのグリッドトレードである点は同じです。
従いまして、幾分の違いはあったとしても似たような運用が可能です。

そこで、『ループイフダンで出来て千刻で出来ないことがあるか?』
というような質問も生まれたりする訳です。
疑問を解決すべく、一つずつ確認していきます。

運用通貨ペア

ループイフダンはクロス円の数種類です。
一方の千刻は通貨ペアフリーですので制限なしです。
FX業者の取扱い通貨ペア全てが扱え、多いと50通貨ペアに上ります。

ユロドルやポンドルといったメジャー通貨ペアは勿論、
トルコリラや南アランドなどの高金利通貨、
さらにはCFDもFX業者が扱っていれば運用可能です。
日経225やNYダウすらグリッドトレード(ループイフダン類似トレード)の
対象として選択できるのです。

仮に取り扱い通貨ペアが少ないFX業者であっても
ループイフダンの通貨ペアは全てカバーしています。
ということで通貨ペアフリーの千刻を上位互換とします。

グリッドトレードの基本設定

ループイフダンは注文間隔と利幅が同一で、
決められた値幅のものを選択する形です。
ドル円であれば、15銭,25銭,50銭間隔 など。

千刻は注文間隔と利幅をそれぞれ独立して設定でき、
さらに1pips(1銭)単位で自由に設定できます。

自由な設定を可能とする千刻を上位互換と評します。

運用の柔軟性

ループイフダンは仕掛ける価格帯を絞れません。
また、運用途中に設定変更できない、
一時的に停止出来ないなど融通が利きかない・・・
といったデメリットがあります。

対して千刻は運用途中であっても
ロットを変えたり注文間隔を変えたり
一時的に新規注文を止めたり、決済を止めたり
トレールのオンオフを切り替えたり、
あらゆる設定変更を可能としています。

運用変更の柔軟性は千刻の強みでもあり、
自信を持って上位互換とします。

利益拡充のオプション機能

ループイフダンには利益力を上げるための機能として、
重複レート発注機能を有しています。

他方の千刻は重複レート発注機能は有していません。
という事で互換すらしておらず、ループイフダン優位です。

(補足)
重複レート発注に関しては、優位性や危険性の観点で賛否はあります。
千刻には利益拡充オプション機能としてトレール決済を行う機能を有しています。

リスク対策機能

ループイフダンはリスク対応としてポジション数制限があります。
千刻にはポジション制限はありません。

しかしながら、仕掛ける価格帯と注文間隔によって制限できます。
また、ポジション個々の損切Pipsを設定したり、
設定した価格になったら全ポジション撤退するといった機能や、
急落時にポジションを取らないための機能があります。

ということで、ポジション制限は事実上行え、
それ以上のリスク対応機能が備わっている千刻を上位互換とします。

トレードコスト

ここではスプレッドと取引手数料を指します。

ループイフダンはドル円で2銭固定です。
千刻はMT4のFX業者依存となります。
最近では0.5銭未満で原則固定も珍しくありません。
広くても2.0銭未満がほとんどです。

取引手数料に関しては、ループイフダンは無料です。
千刻はシツコイようですがMT4のFX業者依存です。
ゼロスプレッド口座などの好条件口座は手数料取られますが、
通常の口座は無料のところがほとんどです。

ということで、スプレッド分だけやや千刻が優位と評します。

その他コスト

こちらはトレードに関わらず掛かるコストを指します。

ループイフダンはほぼゼロと評価出来ます。
常設PCはなくても平気ですので、電気代やインターネット代など
発生コストを限りなく抑えることが出来ます。

一方、千刻はMT4なのでVPSか自宅PCのコストが掛かります。
VPSなら月額費用が掛かりますし、自宅PCなら電気代が掛かります。
明らかにループイフダンの優位です。

まとめ

ループイフダンで出来て、千刻で出来ないことは『重複レート発注』です。
すなわち完全上位互換とはならないですが、多くで上位互換していると自己評価しています。

しかしながら、その他コストの面ではループイフダンが圧倒的に優位ですし、
企業の提供するサービスに対して、MT4での自動売買は安定性に欠けます。
サポート力など目に見え辛いところで企業サービスの方が優れている・・・
という事も忘れてはいけないこととして挙げられます。

もしループイフダンからの乗り換えを検討するならば、
下表に加え、以下の記事も合わせて参照し、慎重に判断していただきたいと思います。

(過去記事)
ループイフダンから千刻への乗り換え

 ループイフダン千刻
通貨ペアクロス円数種類通貨ペアフリー
CFDも対応可能
運用の柔軟性なし
価格帯を絞れない
運用変更不可
あり
価格帯を絞れる
ポジション保有したまま
あらゆる運用変更が可能
利益拡充機能重複レート発注機能あり重複レート発注機能なし
(トレール決済機能あり)
リスク対策機能ポジション数制限価格帯指定
ポジション損切設定
全撤退価格の設定
逆指値注文機能(急落・急騰時の含み損抑制)
トレードコストスプレッド ドル円2.0銭
取引手数料無料
スプレッド ドル円 0.3~2.0銭
取引手数料無料
その他コストほぼ無しVPS月額費用
もしくは自宅PCコスト

※トレードコストは取引手数料が無料の口座で私の知っている範囲を記載しました

グリッドトレードの最適口座「XMマイクロ」 & 業界最強キャッシュバック「TariTali」
リピート系運用なら10通貨~の「XMマイクロ」が最適です。
XMのキャッシュバックサイトは最強の「TariTali」一択です。
最高のキャッシュバックを貰いつつ、リピート注文EAを無料(※)で入手するならこちら!
(※ 条件によっては無料になります)

スポンサーリンク

FXTF新規口座開設キャンペーン実施中
安心の国内FX業者、ドル円最狭スプレッドで手数料無料。
条件のいいFXTF社でリピート運用を初期コスト0円で開始するなら今がチャンス!
(今だけ)FXTF新規口座開設+5万通貨取引で千刻がもらえるキャンペーン実施中

One thought on “千刻はループイフダンの完全上位互換か

  1. Pingback: トラリピと千刻の比較 | グリッドトレード.com