半年の複利運用で年利200％

本日、初のプレミアムフライデー。
みなさんはどのように過ごされましたでしょうか。

企業文化に根付く根付かないなどあろうかとは思いますが、
こういうのは自分が率先しないとメンバーにも浸透しないので、
早く帰ろう・・と思ったのですがムリでした（汗

さて、先日は半年で10000回決済している旨の記事をあげました。
かなり強引に高回転させていたため達成できた数字です。

そしてタイトルにもあるようにこの口座は半年で原資2倍、
半年で利率100％なので年利ベースで200％を達成しました。
複利運用をしていたのでその結果です。

・・・こんな表現すると「複利すげー」みたいな印象を与えてしまいますが、
実態はとしては、10万円スタートが20万円になった程度でボロ儲けしている訳ではありません。

「年利200％達成」なんて断片的に切り取ると
凄く良さそうに聞こえるから不思議です。
都合のいい数字で表現するのがいかに簡単かってことですねｗ

話が逸れましたが、今回はグリッドトレードの複利について少し書きたいと思います。

そもそもグリッドトレードは複利に向いているかというと、そうではないと思っています。

FXにおける複利の本質は、
　リスクをより多くとってリターンを多く取る
というものです。

グリッドトレードは常に含み損を抱える手法であり、
撤退箇所を決めなければ必ず破綻リスクが付きまといます。

利益が出たからといってリスクをその分加算すると、
何時まで経っても破綻リスクは遠ざからないのです。

グリッドトレードは
　資金が増える
　↓
　そのリスクがどんどん下がる
　↓
　大きなショックに耐えられる
　↓
　長期で運用可能となる
　↓
　さらに資金が増える
　↓
　さらにリスクが下がる
　（以下省略）
というものです。

と言いつつ私は複利運用したのですが参考までに記載しますと
・有効証拠金ベースで利益が出たら
・利益の半分だけ複利運用する
・しかしながら、ポジション過多の状態は含み損の増減が激しいから複利しない
というもので運用しました。

もっと具体的な表現をすると
・原資に対して有効証拠金ベースで20％増えたら
・ロットを10％上乗せする
・ただし、ポジションが目安として30より多いときはひとまず待つ
ということです。

複利の力は確かにスゴイですし魅力的です。
ですが、破綻リスクを下げて堅実な運用を可能にする方が
グリッドトレードとしてはもっと大事なことです。

きちんと自身の考えで選択するよう気を付けたいところですね。