トラリピ系は損切りせよ！あと3日でも出来る節税

こんばんは。啓典です。

もう為替チャートも年末モードになり、
かなり閑散とした動きになっています。
ボラティリティも低く、なかなか損益に結び付き辛い状態です。

そんな中、この時期に実施しておかなければならないことは1点。
税金対策ですね。

今の時点で動かないといけない人は勝っている人

今の時点で動かないといけない人は
今年利益が出せて、納税対象が確実な方です。
特にボーダーラインとなる20万円付近の方は要注意です。

(1)利益が21万円・・・税引後利益17万円
(2)利益が18万円・・・税引後利益18万円

みなさんはどちらがいいですか。
私なら(2)を選びます。

まずは損切りしましょう

上記で利益と表現しているのは確定損益のみの話です。
もしトラリピ系などのグリッドトレード運用者が
20万円超えで且つ含み損を抱えている方は損切を推奨します。

少なくとも納税対象から外れる程度まで含み損を切ることを進めます。
納税対象から外れる見込みがないなら全含み損ポジションを損切った方がいいです。
損切額の20%の節税効果が得られるため、損失が20%軽減される とも表現できます。

相場が戻ったら損するぢゃん！

そんな風に思う方は、損切りした後に、
損切りした分のポジションを新規で建てて保有したままにすればいいのです。

ブログなどではあまり紹介されているのを見ませんが、
グリッドトレードは実は税金対策もしやすい手法 なのです。
資産運用として優位と言われているだけではないのですね。

利益調整でも足りないなら経費計上を

さて、それを行った上でも納税対象になるならば、経費を計上しましょう。
MT4運用者なら、気になる自動売買システムを買ってもいいかもしれません。
自宅PC派ならノートパソコンでも買えばいいです。

FXに関わる費用は確定申告で費用として認められます。
私は税務署で確認してもらったりもしますが、
一度もケチをつけられた事がないです。

必要でない経費もいっそのこと、ここで発生させる事で
納税対象から外れるのならぜひ検討すべきでしょう。

(A)損切後の利益が21万円・・・税引後利益17万円
(B)損切後の利益が21万円で4万円のEAを買った・・・税引後利益17万円
(C)損切後の利益が21万円で4万円のPCを買った・・・税引後利益17万円

上記だったらどれがいいでしょうか。
私なら(B)か(C)ですね。

まとめ

時間があれば他にもいくつか手段はありますが、年末まであと3日ちょっと。
もう取れる手段はそう多くはありません。

まずやることは、為替が動いている間に
・損切り
による利益調整をしましょう。

それでも足りないなら
・自動売買システムを買ったり
・書籍を買ったり、ノートパソコン買ったり
経費を増やしましょう。

現時点で納税対象になるかどうかすら分からないなんて方はお話になりませんｗ
すぐに損益集計，経費集計して確認するようにしてください。
今年のうちに動いておかないと手遅れになりますよ。

損している方は、今は動く必要はありません。
動くべきは確定申告時なので、そのときにまた記事にでもします。

それでは本日はこのあたりで。。。。